自閉症の男の子を抱えるシングルファーザーの奮闘記。学校とのやり取りや家族の話、息子の様子などをつづる。
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最後の言葉は誰に?
[ ノノママ ] / 2005/04/30 16:31:07

ノノママが帰った後、私はガラにも無く少し物思いに耽った。私とノノママの関係は何なのだろうか?普通は、離婚した間柄にどんな繋がりがあるのだろうか?

 私の友人は、離婚した後数年して幼い子供を残して元奥さんが亡くなっている事を知って、元奥さんの実家に行ったが、線香も上げさせてもらえなかった。子供にも合わせてもらえなかった。彼が奥さんの死を知ったのは、裁判所からの親権調停の申したてだったのだ。別れた妻の死の連絡も無く、線香すら上げられない。これが離婚の現実なのか?

私は、今回の一連の事態で、遠い昔の出来事を思い出した。それは、もう20年程前のことだ。
〜〜〜〜
 私は、その頃バンドをしていた。その頃ボーカルをしていたJちゃんは、バンドのメンバーの一人といつしか付き合っていた。私は、彼と親友だったので、付き合い始めたこともいち早く知っていたが、その一方で彼が結婚を全く考えていないことも知っていた。Jちゃんは、早く結婚したがっていた。暫くすると、彼がJちゃんの家に行ってお父さんと飲み明かしたりしていることをJちゃんは嬉しそうに話してくれた。私は、てっきり彼が結婚することを考えているのだと誤解していた。しかし、私が思ったとおり彼は、結婚なんか考えてもいなかった。雲行きがあやしくなると、彼はJちゃんとさっさと別れてしまった。
 あの日、Jちゃんから電話がきた。
「わたし、死ぬの。」私は驚いた。「もう、生きていられない。」
「今、どこにいるの?」私は、あせって聞いたが。
「さようなら」といって電話が切れた。私は、Jちゃんがどこに居るか、ピンと来た。
 その当時、私たちのバンドは、専用の練習スタジオを持っていた。そのスタジオに居るに違いないと思った。私は、車を飛ばしてスタジオに向かった。
 スタジオに入ると案の定Jちゃんが居た。手首の数箇所から血を流していたが、深い傷ではなかった。
「死ねないの」彼女は、力なく言った。私は、なんだか怒りが込み上げてきて、「死にたいんなら、一人で勝手に死ねばいい!!彼とのことが辛いのはわかるが、そんなことで死んでしまうなら、さっさと死んでしまえ!」私も若かった。今ならそんなことは言わないだろうが。
 スタジオの救急箱の包帯で傷口を応急手当しながら、「こんなことで死ぬんじゃない!」と自分の中に起こる怒りを口にしていた。彼女は、ずっと泣いていたが、もう朝が近くなった頃、やっと泣き止んで「ごめんなさい。ありがとう」と言った。「あたし、これからどうやって生きていけばいいかわからないの」と。私は、「またすぐに彼なんか出来るよ!Jは、かわいいんだから」と慰めた。彼女は唐突に自分のブラウスのボタンを外し始めた。私は、あわてて彼女の手を静止した。「おねがい!」と彼女は、大粒の涙をこぼした。私は、「そんなことしちゃだめだ!後で辛くなるだけだ!」と言って朝まで肩を抱いていてあげた。
〜〜〜〜
 もう忘れかけるほど遠い昔の出来事だ。

水曜日のことだ。ノノママから電話だ。私が仕事中は、大概メールをよこすのだが、電話をかけてくるのは急用だろうと思った。直ぐに電話に出ると。
「あとのことは、、よろしく。」とだけ言って電話が切れた。直ぐにかけなおしたが、通じない。
ノノママは、自傷行為など何回かあったし、「死ぬ」の言葉も何度と無く聞いた。でも、今回は胸騒ぎがして、会社を抜け出してノノママと彼氏が暮らすアパートに駆けつけた。
 玄関のチャイムを鳴らしても出てこない。何度か鳴らすと、やっと鍵が開いた。手に刃物をもって腕全体と腹から血が流れていた。首筋にも、赤いあとがうっすら付いていた。
「死ねないの!切っても死なないの!」泣きながら言った。
「今ね、ネクタイで首をつってたの。」つってたのじゃない!!
幸い傷は深くなかった。「どうしたの?!」「パパあ〜あん〜あ〜あ〜」泣くだけだ。
暫く、支えるように抱いて少しおちつくのを待った。どうやら彼は不在のようだった。
暫く泣いた後、少し落ち着てきたので、どうしたのか聞いた。
アルコール依存症の彼氏が、酒をやめなくてトラブルになったようだ。そんなことを言われても、私としてはどうしようもない。暫くなだめて、病院へ連れて行った。
掛かりつけの病院には、ちょうど担当の精神科の先生が居てくださったので、任せて一旦会社に戻った。点滴をするので小一時間掛かると言われたからだ。
 ノノママの友人のMちゃんから電話が掛かってきた。「ノノママから連絡あった?!わたしに変なメールが来ててなんかおかしいのよ!!今気づいて!どうしたらいい?!」Mちゃんは、かなりあせっていた。どんなメールを送ったのかはわからないが、かなり緊急を要する内容なのだろう。「アパートに行って来たから大丈夫だよ」「死のうとしてなかった?」「してた。」あっさり答えると、「大丈夫?!」「うん、病院に連れて行ったから大丈夫。もう落ち着いたし」「もー!なんなんだろうー・・・・」心配声が一転して怒りを帯びてきた。「また、連絡するよ」私も怒られそうな勢いだったので電話を早々に切った。
 病院に迎えに行くとノノママはもうすっかり落ち着いていたが、担当の先生から、”暫く家に非難させた方がいい”と言われて、今夜は、家(私の所)に泊まって行くように言った。暫く様子を見てくださいといわれた。

家に戻ってからは、ノノママは何事も無かったように落ち着いていた。いつものように子供達と遊んで、あとは寝室で横になった。私は、まだ仕事が残っていたので会社に戻った。
 夜11時近くに戻ると、ノノがまだベッドの中で歌っていた。ママが居て嬉しいのだろう。ママも落ち着いてノノの歌を聞きながら、寝たふりをしていた。
 病院でつけてもらったガーゼを剥がすとノノママの左腕と、腹に沢山の傷があった。首にもうっすらと痕があった。家には、大きな傷あてパッドがずっと前から買ってあった。ノノママが前にも自傷行為をしたから、私が買っておいたのだ。「あーぴったりサイズ!」なんて喜ぶノノママを見てなんかちょっとなさけなくてせつなかった。
 ノノママは、殆んどごろごろしていたが、金曜日になって、彼氏の兄弟と連絡をとって「話し合いをしてくる」と言って彼の元に戻っていった。「もう少し、居たら」と言ったが、言い出したら聞かないのがノノママだ!
 今朝詳しい話を聞いた。彼のお兄さんが来てくれていろいろ話したそうだ。アルコールを止められないのはいつものことで、入院して禁酒しては、出てきてまた呑むの繰り返しのようだった。ノノママは、気が抜けたようだったが、おちついている様なのでとりあえずは、安心した。
「もう、追い出してやろう!!」とノノママは言っていた。追い出した後あなたは、どうするつもりなの??


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 コメント
こんばんは ( のら)
2005/04/30 19:47:27
何とコメントしていいのか正直迷っていますが、
何だかノノママさんが羨ましいな〜と思いました。
いざという時に頼れる人が近くにいて、いいな。
最低限の自信 ( いい婆さん)
2005/04/30 21:46:24
生きていくのに最低限の自信と言うのは必要なものなんでしょうね。

ノノママさんは自信を全部失い完全無防備になって、「これでもか!」と押し寄せてくる不安の波に窒息死しそうになる。

窒息死する位なら自ら生きていくことに終止符を打つ方がいいと自傷してしまう。

婆さんはメンタルな部分は全く無知で恥ずかしいが・・・そんな気がします。

のらさん ( ノノパパ)
2005/04/30 22:03:27
のらさん、コメントありがとうございます。

私も、実は考えあぐねております。
私とノノママの関係は、一体何なのでしょう。

考えたってわかりませんね。
いい婆さんサン ( ノノパパ)
2005/04/30 22:06:53
いい婆さんサン、こんにちは。

ほんとに一人で死を選ぶ人と、こうして誰かに伝える人は、実は何かが違うような気がしますが。

難しい問題ですね。

実は、似たようなことは、他にもありまして
なぜ私は死にたい人に人気なんでしょうかねぇ?ハァー。
お久しぶりです。。 ( nao)
2005/04/30 23:20:55
ノノパパさん。こんばんわあ〜。
お久しぶりです。。

ノノパパさんとノノママさんの関係・・読んでいて何だかちょっと切なくなりました。。。
ノノパパさんはきっと・・困っている人をほおっておけない方なのではないか〜っと思いました。。
私も仕事柄いろいろな人と出会います。。人の心のメンタルな部分というのは・・理解するには大変ですよね。。

ノノパパさん。。頑張って下さいね。。
naoさん ( ノノパパ)
2005/04/30 23:32:37
naoさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。

ご無沙汰しております。ってちゃんといつも
読んでますよ!(なかなかコメント入れなくてごめんなさい)

人生にはいろいろな選択肢があってどれが幸せに続いているのか分からないんですよね。
後悔だけはしないように決めていかなくちゃね。

そらちゃんにもよろしくネ!

わかるかも。 ( うさこ86)
2005/05/01 0:32:22
>ほんとに一人で死を選ぶ人と、こうして誰かに伝える人は、実は何かが違うような気がしますが。

死ぬ事を誰にも知られたくない。止められたくない。という人は、本当にこの世を憂いている。生きる希望が全く持てない状況なのだと思います。

一方、誰かしらに知らせたり気付いてもらいたいと思ってそれらしい行動をとる人は、「助けて!」というSOSを発信しているのでしょう。

私はこんなに悩んでいる。傷ついている。苦しんでいる。誰か助けて!っていう気持ち。

私は自傷行為に及んだ事はありませんが、プチ家出は過去に何度も。
先日は実に何年ぶりだろう?くらいめずらしい出来事だったのですが(その節はお世話になりました)昔家出する時は、まだ小さかった娘を連れて、貯金通帳も置いて、離婚届も置いて、行く当てもないのに駅までの道をトボトボト寂しく歩いたものです。

でも、心のどこかに「探してくれるんじゃないか?」「追ってきてくれるんじゃないか?」という甘えがありました。
その期待は見事に裏切られ、財布を忘れたから!と自分で取りに戻る口実を作って家に帰ると、グースカ寝ている夫の姿が。
それを見て、また悲しくなって…。

ノノパパだったらそんな時、必死に探してくれたり、慰めてくれそうだもの。(勝手な決めつけ。)
だから、みんなノノパパを頼ってしまうんじゃないかな。私も含めて…

しかし、頼りにされるのが嬉しいとはかぎりませんよね…
負担にならないように気をつけます!
(気をつけても頼ってしまうかもしれませんので悪しからず。)

さて、ノノママがとる次の行動は!?


たぶん・・・ ( かうす)
2005/05/01 1:03:36
 ノノパパさんや他の皆さんからのコメント、すごく励まされました。ありがたとうございました。
 まだ、ブログを更新したりとかを出来る心境にはなれないし、いまだ、良い方に気持ちが持って行けれてません。
 でも、ノノママさんの事を読んで、同じ「自傷」をしてしまう私。少し気持ちがわかるかもしれないので、「私だったら・・・」、で
書き込みをせずにいれなくて。。。
 腕だけじゃなく、お腹まで切ってしまうのは、相当、ノノママは「死のう」という思いは強かったんだと思う。私も、「腹を切ってしまおうか・・・」と、度々考えても、実際、そこまではできないから。
 だけど、ノノパパにTELしたのは、「この人なら、助けてくれるかも・・・」という期待があって、TELをしてきたのではないかな。
 私も、限界になった時に、「この人なら、わかってくれる」と思ってた人に、期待してた言葉(共感してもらいたかった)が返ってこなくて、自傷をしてしまった事があります。
 ノノママにとって、離婚した相手だけど、「ノノパパなら、助けにきてくれる」(それは、話を聞いてくれるだけでもいいのだと思う)、「自分を一番わかってる人」なんだと思ってるのではないでしょうか。
 今回も、ノノパパが家に行ってなかったら、ノノママは、すべてに絶望してたかもしれない気がします。
 ノノパパさんは、周りの人が辛い事があると、一番に浮かんできてしまうほどの、救命士なのかもしれません。
 私にも、ノノパパさんの様な存在が欲しい。ノノママが、羨ましいです。
 でも、「自傷」をしてしまう人間が居ると、「その人と今後どう接したらいいか?」「どんな言葉をかければいいのか?」など、周囲の人間は疲れてしまうんですよね。私も、周りの人がそう感じてるのはわかってるのです。
 でも、やめれないのです・・・。だから、病院に通院してるのですが。。。
 私もまだまだ、どん底から這い上がれてないのですが。今は、頭を「無」の状態にしたい、と思ってます。
 
ノノママさん、大丈夫ですか? ( みちこ)
2005/05/01 1:22:21
なんとなく心配です。
ノノママさんはもう、アルコール依存症から脱していますか?
うつ病の薬を服用してますか?
うつ病の人は治りがけに注意を払ってあげなくてはいけないようなんです。
そんなことは、ノノパパさんだったら、
百も承知のことでしょうけど。
ノノパパさんは、よほど周囲の人からの信頼度が高いんですね。
分かる様な気がします。
ノノママさんがSOSが発信できるようでしたら、多分大丈夫・・・・かな。
ノノママさんにも、前記事の「逃避法」を是非
読ませてあげたいですね。
自己マインドコントロール術を覚えると
「死」を考えずにすむかも知れません。


・・・離婚しても尚、難しい問題ですね。

うさこ86さん ( ノノパパ)
2005/05/01 11:03:49
うさこ86さん、こんにちは。

ノノママもプチ家出したことがありましたが、探しに行く前に帰ってきました。

>さて、ノノママがとる次の行動は!?
むむ!、ちょっと怖いなぁ
かうすさん ( ノノパパ)
2005/05/01 11:09:39
かうすさん、コメントありがとうございます。

自傷行為は、側にいる人にもとても辛いことだと思います。
私も以前は、自傷行為をする人を怒ってしまいました。
でも、今は違います。痛みを一緒に分かち合おうと思います。本人もずっと痛いのですから。

かうすさんも時間が掛かるかもしれませんがきっと良くなります。気持ちが晴れる日がきっと来ます。
それまでゆっくりあせらずにね!
応援してますから。
みちこさん ( ノノパパ)
2005/05/01 11:15:22
みちこさん、ありがとうございます。

鬱病は、周りの人が逐一反応すると周りが疲れてしまって、さじを投げたり、見限られたりしてしまいがちです。
穏やかに気長にお付き合いしないとなかなか治りません。
繰り返し襲ってくる波のようなもので、穏やかになっては、また激しくなるのです。

この先もきっとそうでしょう。

難しい問題なのですが、、
私は宇宙へ一っ飛び〜
Unknown
( わがままひめ)
2005/05/02 18:48:32
うぅ〜
ヘヴィーすぎる。
ノノパパさんは、遠すぎず、近すぎず、適度な距離を保てるから、安心して頼られてしまうのでしょうねぇ。
私も今度ウツになったら、ノノパパさんのとこに駆け込もーかなー
ウソウソ
わがままひめさん ( ノノパパ)
2005/05/02 21:25:46
わがままひめさん、コメントありがとうございます。

>私も今度ウツになったら、ノノパパさんのとこに駆け込もーかなー

もー うつのみんな〜きてきて!

最近ヘヴィーだ〜
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