自閉症の男の子を抱えるシングルファーザーの奮闘記。学校とのやり取りや家族の話、息子の様子などをつづる。
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仕事が先か家庭が先か?
[ ノノパパ ] / 2005/02/27 12:45:40


 仕事をしてお金を稼がなければ、生活が出来ない。仕事の都合を立てれば家庭のことはできない。これを両立させるのがなかなか難しいのは私ならずも多くは同じだろう。そこで夫婦の分担があるのだろうが、分担内容については、それぞれお互いを推し量るのには限界もあるだろう。こと子育ての分担は、その考え方はまちまちだ。

 私は、数年前まで大手電気メーカに勤めるサラリーマンだった。仕事は、忙しかったし、帰りも遅く休日もたびたび出勤していた。しかし、それらは当然のことでなんの疑いもなく生活費を稼ぐことが家庭を守ることだとでも思っていたのかもしれない。
 子供や家庭のことはノノママに任せっきりになってた。いやその当時の私は、仕事が忙しいのに十分家庭サービスをする奇特な夫だと思っていた。たとえわが子が自閉症だと知らされても、生活するにはまず仕事だと。。。そんな愚かな考えが崩れ去る日が着々と近づいているとも知らずに。

 ノノママは、ノノに掛かりっきりになっていた。精一杯限界を超えていた。今思えば、そうゆうサインを私が見逃していたのだろう。ノノママは段々体調の悪さを訴えるようになった。どこが病気とゆうわけではないのだが。
 
 私は、ノノママが連れて行っていた自閉症の支援施設や児童相談所や療育センターや小児科や役所の福祉課や.....いろんな所に同行した。そして分かった。これはノノママに任せておいてそれでいい問題じゃないと。物理的な負担も当然あるが、それ以上に精神的な負担が大きかった。ノノを連れて歩くだけでも相当大変だった。

 ノノママは、ノノババが突然亡くなってしまったこともあって、どんどん具合が悪くなっていった。精神科から買い物袋ほどの薬を持ち帰るようになっていた。私も仕事を休んだり早退したりせざるを得なくなった。会社は、表向きは家庭の事情で便宜を図る様な感じではあったが、当然そんな甘いものではない。転勤の話が持ち上がった。

 昔の私なら転勤なんて当然だと思っていたし、実際転勤に応じる以外のことは考えもしなかっただろう。ノノには、生活する場所(環境)が重要であったしその場所を与えるのが一番重要なことだ。お金がなければ生活できないのは事実だが、生活自体を失ったらお金は無意味なものだ。

 私は、会社を辞めた。仕事や生活の目処など全く無かった。でも正しいと思った。私が守らなければだれが守るのだろうか。


 今は、既にノノママも居ない。仕事は、細々と自分で出来ることをやってお金を稼いでいる。でも、不思議なことに沢山お金を貰っていたあの頃よりも今の貧乏生活の方が充実感がある。お金では買えないものは確かにあるのだ。
 
こめんと ( 8 ) | とらっくばっく ( 0 )



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 コメント
「ぼくうみ」を映画に! (ノノパパ)
2006/04/15 13:12:15
何度もコメントを頂きました虹父さんの作品、
「ぼくはうみがみたくなりました」の映画化にご協力いただける方、是非ご覧下さい。
自閉症を描く映画『ぼくはうみがみたくなりました』制作準備実行委員会HP
こんにちは (殿父)
2006/04/16 20:14:41
殿父です。お久しぶりです。

レインボーおやじさんのブログにノノパパさんのコメントを見つけました。
みんな、いろいろあるんですね。
願わくば悲しいことは少ない方がいいですね。
けど、そうもいかないのが現実です。
やれることをやるしかないのかも・・・
はじめまして (さち)
2006/04/28 20:54:28
はじめまして。児童扶養手当について検索していてこちらにたどり着きました。
小学校の行事当番や、役員は、母子家庭は免除にならないけど、父子家庭は免除になります。
これはおかしいと思っていました。
でも、それだけがおかしいのではなくて、児童扶養手当は母子は貰えるのに、父子家庭は一切対象にならない・・。
これとセットで考えておかしいと思いました。

身近にも、小さな子供を1人で育てる為に、生きがいだった仕事を退職して、土日休みで出張のない仕事に転職した父子家庭の友達もいます。
もちろん収入は激減です。

お久しぶりです。 (きりえケーキ7号)
2006/06/17 17:59:04
ノノパパさん、お元気ですか?
私もカメ君もとても元気です。

突然ですがブログをしばらくお休みすることにしました。
ちょっとご挨拶にお邪魔しました。

ずっと応援していますよ。
お互い頑張っていきましょうね。
でも頑張りすぎないようにしましょうね。
シングル (ppxtk307)
2006/07/20 13:33:43
私の娘は、来年度就学の中度知的障害を伴う重度自閉症です。私自身は、鬱病で、まわりにたくさん迷惑・心配かけてます。それでも、娘だけは絶対に手放さない!!そう思って、毎日生きています。母子家庭でもある我が家は、毎日、怒鳴り声もありますが・・ww必ず娘と一緒に笑う時間があります。一緒に、頑張っていきましょうね♪なんだか、勝手に、仲間を見つけたような気分で、嬉しいです。勝手に仲間にしちゃってごめんなさいww
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