自閉症の男の子を抱えるシングルファーザーの奮闘記。学校とのやり取りや家族の話、息子の様子などをつづる。
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最後の言葉は誰に?
[ ノノママ ] / 2005/04/30 16:31:07

ノノママが帰った後、私はガラにも無く少し物思いに耽った。私とノノママの関係は何なのだろうか?普通は、離婚した間柄にどんな繋がりがあるのだろうか?

 私の友人は、離婚した後数年して幼い子供を残して元奥さんが亡くなっている事を知って、元奥さんの実家に行ったが、線香も上げさせてもらえなかった。子供にも合わせてもらえなかった。彼が奥さんの死を知ったのは、裁判所からの親権調停の申したてだったのだ。別れた妻の死の連絡も無く、線香すら上げられない。これが離婚の現実なのか?

私は、今回の一連の事態で、遠い昔の出来事を思い出した。それは、もう20年程前のことだ。
〜〜〜〜
 私は、その頃バンドをしていた。その頃ボーカルをしていたJちゃんは、バンドのメンバーの一人といつしか付き合っていた。私は、彼と親友だったので、付き合い始めたこともいち早く知っていたが、その一方で彼が結婚を全く考えていないことも知っていた。Jちゃんは、早く結婚したがっていた。暫くすると、彼がJちゃんの家に行ってお父さんと飲み明かしたりしていることをJちゃんは嬉しそうに話してくれた。私は、てっきり彼が結婚することを考えているのだと誤解していた。しかし、私が思ったとおり彼は、結婚なんか考えてもいなかった。雲行きがあやしくなると、彼はJちゃんとさっさと別れてしまった。
 あの日、Jちゃんから電話がきた。
「わたし、死ぬの。」私は驚いた。「もう、生きていられない。」
「今、どこにいるの?」私は、あせって聞いたが。
「さようなら」といって電話が切れた。私は、Jちゃんがどこに居るか、ピンと来た。
 その当時、私たちのバンドは、専用の練習スタジオを持っていた。そのスタジオに居るに違いないと思った。私は、車を飛ばしてスタジオに向かった。
 スタジオに入ると案の定Jちゃんが居た。手首の数箇所から血を流していたが、深い傷ではなかった。
「死ねないの」彼女は、力なく言った。私は、なんだか怒りが込み上げてきて、「死にたいんなら、一人で勝手に死ねばいい!!彼とのことが辛いのはわかるが、そんなことで死んでしまうなら、さっさと死んでしまえ!」私も若かった。今ならそんなことは言わないだろうが。
 スタジオの救急箱の包帯で傷口を応急手当しながら、「こんなことで死ぬんじゃない!」と自分の中に起こる怒りを口にしていた。彼女は、ずっと泣いていたが、もう朝が近くなった頃、やっと泣き止んで「ごめんなさい。ありがとう」と言った。「あたし、これからどうやって生きていけばいいかわからないの」と。私は、「またすぐに彼なんか出来るよ!Jは、かわいいんだから」と慰めた。彼女は唐突に自分のブラウスのボタンを外し始めた。私は、あわてて彼女の手を静止した。「おねがい!」と彼女は、大粒の涙をこぼした。私は、「そんなことしちゃだめだ!後で辛くなるだけだ!」と言って朝まで肩を抱いていてあげた。
〜〜〜〜
 もう忘れかけるほど遠い昔の出来事だ。

水曜日のことだ。ノノママから電話だ。私が仕事中は、大概メールをよこすのだが、電話をかけてくるのは急用だろうと思った。直ぐに電話に出ると。
「あとのことは、、よろしく。」とだけ言って電話が切れた。直ぐにかけなおしたが、通じない。
ノノママは、自傷行為など何回かあったし、「死ぬ」の言葉も何度と無く聞いた。でも、今回は胸騒ぎがして、会社を抜け出してノノママと彼氏が暮らすアパートに駆けつけた。
 玄関のチャイムを鳴らしても出てこない。何度か鳴らすと、やっと鍵が開いた。手に刃物をもって腕全体と腹から血が流れていた。首筋にも、赤いあとがうっすら付いていた。
「死ねないの!切っても死なないの!」泣きながら言った。
「今ね、ネクタイで首をつってたの。」つってたのじゃない!!
幸い傷は深くなかった。「どうしたの?!」「パパあ〜あん〜あ〜あ〜」泣くだけだ。
暫く、支えるように抱いて少しおちつくのを待った。どうやら彼は不在のようだった。
暫く泣いた後、少し落ち着てきたので、どうしたのか聞いた。
アルコール依存症の彼氏が、酒をやめなくてトラブルになったようだ。そんなことを言われても、私としてはどうしようもない。暫くなだめて、病院へ連れて行った。
掛かりつけの病院には、ちょうど担当の精神科の先生が居てくださったので、任せて一旦会社に戻った。点滴をするので小一時間掛かると言われたからだ。
 ノノママの友人のMちゃんから電話が掛かってきた。「ノノママから連絡あった?!わたしに変なメールが来ててなんかおかしいのよ!!今気づいて!どうしたらいい?!」Mちゃんは、かなりあせっていた。どんなメールを送ったのかはわからないが、かなり緊急を要する内容なのだろう。「アパートに行って来たから大丈夫だよ」「死のうとしてなかった?」「してた。」あっさり答えると、「大丈夫?!」「うん、病院に連れて行ったから大丈夫。もう落ち着いたし」「もー!なんなんだろうー・・・・」心配声が一転して怒りを帯びてきた。「また、連絡するよ」私も怒られそうな勢いだったので電話を早々に切った。
 病院に迎えに行くとノノママはもうすっかり落ち着いていたが、担当の先生から、”暫く家に非難させた方がいい”と言われて、今夜は、家(私の所)に泊まって行くように言った。暫く様子を見てくださいといわれた。

家に戻ってからは、ノノママは何事も無かったように落ち着いていた。いつものように子供達と遊んで、あとは寝室で横になった。私は、まだ仕事が残っていたので会社に戻った。
 夜11時近くに戻ると、ノノがまだベッドの中で歌っていた。ママが居て嬉しいのだろう。ママも落ち着いてノノの歌を聞きながら、寝たふりをしていた。
 病院でつけてもらったガーゼを剥がすとノノママの左腕と、腹に沢山の傷があった。首にもうっすらと痕があった。家には、大きな傷あてパッドがずっと前から買ってあった。ノノママが前にも自傷行為をしたから、私が買っておいたのだ。「あーぴったりサイズ!」なんて喜ぶノノママを見てなんかちょっとなさけなくてせつなかった。
 ノノママは、殆んどごろごろしていたが、金曜日になって、彼氏の兄弟と連絡をとって「話し合いをしてくる」と言って彼の元に戻っていった。「もう少し、居たら」と言ったが、言い出したら聞かないのがノノママだ!
 今朝詳しい話を聞いた。彼のお兄さんが来てくれていろいろ話したそうだ。アルコールを止められないのはいつものことで、入院して禁酒しては、出てきてまた呑むの繰り返しのようだった。ノノママは、気が抜けたようだったが、おちついている様なのでとりあえずは、安心した。
「もう、追い出してやろう!!」とノノママは言っていた。追い出した後あなたは、どうするつもりなの??


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誘拐・殺害!?
[ ノノママ ] / 2005/03/16 16:49:05

夕方、携帯が鳴った。Mちゃんからだ。
ノノパパ 「どうも」
Mちゃん 「ノノパパ?あのさ、カレー作ったから帰りによってって」
ノノパパ 「いつも悪いなぁ。帰りに寄ります。」
Mちゃんは、ノノママの幼馴染の同級生だ。私とノノママが付き合ってるときから、一緒に遊んだりしていた。ノノママと別れた後も時々夕飯のおかずを作ってくれる。
私は、夕方6時くらいにノノに食事させるために一旦会社を出る。その帰りにMちゃんの家に寄った。

Mちゃんは、10年ほど前、結婚したときに新築した家に住んでいる。家は新興住宅街にあり、小さいながら庭もある。花を育てるのが好きで玄関の前には、いつも花が咲いている。
 そんな家の玄関口でインターホンを押す。
「だ〜れ〜?」小2のK君がインターホン越しに返事をする。
「あ、ノノパパ。」
(ママ〜ノノパパ来たよ〜。玄関あけてちょ〜だい)家の中で声がする。
ドアが開く。「よう!Kくん!」
「ガガガガガ〜ぁ!」なにか手におもちゃを持って私に襲い掛かってくる。「おー!」思わず驚く!
(こらKちゃんだめでしょ!)奥からMちゃんの声がする。
(わるい、ちょっと上がって待ってて!Kちゃんノノパパをお部屋に案内して!)
「ん?じゃこっちだよ!」K君は手に持ったおもちゃを飛ばすように両手をひろげて廊下を奥に駆けていく。
「おじゃましま〜す」上がってリビングへ
「ちょっと待ってて!」リビングからつながるキッチンでエプロン姿のMちゃんが、おひたしを切ってラップに包んでくれている。小柄できれいな奥さんだ。
 Mちゃんの旦那さんは、土木建築関係の仕事をしていて、各地の現場に長期出張していることが多い。殆んど母子家庭状態だ。
私は、座って、テレビの脇のサイドボードの上にある小さな水槽を眺めた。金魚が3,4匹泳いでいる。


私は、熱帯魚を趣味で飼っていた。結婚前は、結構まめに水槽の世話をしてきれいな水槽をいくつか持っていたが、段々手をかける時間が無くなり、今では、グッピーがいる水槽1つになってしまった。その唯一残った水槽も手入れする時間がとれず、ここ数年は水槽面にはコケが生え水草も伸び放題の状態だ。でも、とりあえず水質管理はしているので、グッピーが繁殖してごちゃごちゃ泳いでいる状態だ。
 そんなこともあって、いつもきれいになっているMちゃんの水槽を眺めていたのだ。
Mちゃん 「おまたせ!、これカレーでこっちほうれん草。」
ノノパパ 「いつもありがとうね。Mちゃんも忙しいのに悪いねぇ」
Mちゃん 「んいいのよ。あ、水槽どうかした?」私が水槽を見つめていたのに気づいたのだろう
ノノパパ 「いや、べつに。いつもきれいにしてるなぁって思って。」そう言うと急にMちゃんの表情が曇った。
Mちゃん 「あのねぇ。あの、まえから言わなくっちゃって思ってたんだけど。ごめんなさい。」
ノノパパ 「へ?どしたの?」
Mちゃん 「あのね、ノノパパの熱帯魚、全部死んじゃったの。」
ノノパパ 「へ?え?えぇ〜?何?それぇ〜?」
Mちゃん 「あのね、、、、」
 Mちゃんの話は、こうだ。もう1年ちょっと前のことらしいのだが、ノノママが、グッピーいらない?と言ったらしい。彼女の話からの想像だが、おそらく外れてないだろう。
ノノママ 「うちにごちゃごちゃ沢山いるのよ、めだかみたいなやつさ。気持ち悪いから少しもらってくんない?」
Mちゃん 「でも、グッピーって熱帯魚でしょ?」
ノノママ 「大丈夫大丈夫。うちの水槽なんかコケが生えてて汚いんだから。あれ飼うのが難しいなんて言ってるけど、旦那が飼えるんだから金魚と一緒よ!今度持ってくるから。」
 っとまぁこんな感じだろう。数日後ノノママは、十数匹くらいのグッピーをビニール袋に入れて持ってきたらしい。そしてそれを金魚の水槽に放した。その日の夜には全部死んだそうだ。たまたま帰っていたMちゃんの旦那さんがみて、「これ、ろ過器がいるんじゃないの?」といってエアーポンプをつなぐ金魚用の小さなろ過器を買ってきたらしい。事の次第をノノママに話すと、「わかった、きっと少なかったから寂しくて死んだのよ!今度もっといっぱいもって行くわ!」
 数日後、今度は、数十匹持ってきて水槽に放した。もちろん朝までには、全て死んだそうだ。
ノノパパ 「あのね。熱帯魚は、冷たい水では生きられないのよね。」
Mちゃん 「ごめんなさい。」
ノノパパ 「あ、Mちゃんが悪いんじゃないから気にしないで」
Mちゃん 「...」
ノノパパ 「ほんと、全然気にしなくていいから」
私は、ありがたくおかずをもらって帰路についた。

ちょっとかわいそうだった。グッピーは、繁殖力が強く環境さえ良ければ直ぐに増える。そもそも1つの水槽で繁殖し放題にして置くのは、グッピーの飼い方としては既に失格なのだ。このグッピー誘拐殺害事件の責任は、ノノママにあることは明白だし、Mちゃんは被害者に近い。
 後日私は、ノノママにそのことを聞いた。
ノノパパ 「Mちゃんに聞いたよ。熱帯魚のこと。持ってったんだって!」
ノノママ 「ああ、そんなこともあったっけ。」
ノノパパ 「ちょっと、それはないんじゃないの?」
ノノママ 「なに言ってのよ!、もってかれても気づかないあんたが悪いんでしょ!」

ごもっとも か・も? ん? ま、いいか。


こめんと ( 10 ) | とらっくばっく ( 0 )


再婚しても追い出すよ!
[ ノノママ ] / 2005/03/11 12:09:10


先日、ノノが幼児期にお世話になった支援団体の先生の家にパソコンの調子を見に行った。プリンタが急に出なくなったらしい。仕事がらこの手のレスキューは多い。プリンタは直ぐに出るようになった。パソコンの調子が悪くなると、いろんなことをやってみて更におかしくしてしまう人が多い。今回もそのパターンだった。作業が終ってお茶でもどうぞと言われ知らない人でもないしちょっとご馳走になった。

「どう?」先生は、心配そうに問いかけた。
(ノノパパ)「何とかやってます」
(先生)  「ノノくんの様子は変わりない?」
(ノノパパ)「相変わらす元気です」
(先生)  「ん。ならいいんだけど」
 そんな感じでしばらく近況の話をしていた。

ところで先生が唐突に
(先生)  「ノノパパは再婚する気はないの?」
(ノノパパ)「気は、無くはないんですけどノノもいますしね...。」
(先生)  「あら、ノノくんは大丈夫よ。あんなにかわいいし、手も掛からないしとってもいい子だもの。私が手塩にかけて育てたようなもんなんだからね!」
 先生は、ノノが3歳くらいから担当してくれていて、ノノママと一緒に幼児期のノノを指導して頂いた。
(先生)  「私の妹なんかどう?まだ結婚してないのよ」
(ノノパパ)「はあ。(^^;」
(先生)  「まだ若いんだから、他にも何人か知り合いにね....」
(ノノパパ)「でも、ノノママが時々来ますからね」
(先生)  「え?!でも、再婚したら来なくなるでしょ!?」
(ノノパパ)「でも、この前あった時にですね....」
 先生とノノママは、同じ歳で何でも相談していた。だから先生は、ノノママのことはよく知っている。
 私は、先生にノノママとのやり取りを説明した。

先週のことだったか、ノノママが来たときのことだ。
(ノノママ) 「あたし、何年かしたら、帰ってくるからね!」 冗談でもなさそうに言った
(ノノパパ) 「え?」
(ノノママ) 「ノノがいるんだから。」
(ノノパパ) 「だって今の同居人の方は、どうなるの?」
(ノノママ) 「いつまでも一緒に居ないわよ。きっと。」
(ノノパパ) 「え?いやそれは、口を出すことじゃないけどね。」
(ノノママ) 「だからね、今はダメだけどそのうち帰るわ。」
(ノノパパ) 「おれが再婚してたりしたらどうすんの?」
(ノノママ) 「ムリムリ!ノノがいるんだもん。きてくれる人いないよ!」
(ノノパパ) 「それでも来てくれる人がいたらどおすんの?」
(ノノママ) 「いいよ!別に再婚したって! 追い出すから!

先生は、その話を黙って聞き終えると、しばらく沈黙したあと。
(先生)  「無理だわ!」
(ノノパパ)「え?」
(先生)  「やりかねない!」
(ノノパパ)「え゛?」
(先生)  「あきらめなさい!!」 でたー!聞き覚えのあるその言葉!!

(先生)  「あのキャラに対抗できるひと、私は知らないわ。」
(ノノパパ)「...」
(先生)  「好きで一緒になってしまったんだから、あきらめなさい。」

やっぱり、結論は一緒だ。
でも、私は知っている。ノノママは戻ってくることなんかないことを...


こめんと ( 6 ) | とらっくばっく ( 1 )


朝の災い
[ ノノママ ] / 2005/02/28 13:50:21


今朝、6時過ぎに携帯のメール着信音が鳴った。私は、野菜炒めを作っていたので直ぐには見なかった。しばらくするとまたメール着信音が鳴った。
 こんなに朝早くメールをよこすのは、ノノママくらいだ。でも2回もよこすのは、急用かもしれないので、朝食支度の手を休めてメールを見た。

一通目は、”昨日断酒会に行ってきたが、そこの会長さんが好みだ。しぶくてやさしくてロマンスグレーでタイプだ!”って内容だった。なんなんだ?朝から。
 確かに既に離婚しているわけだから、ほかの人を好きになったって問題は無いわけだが、朝からメールよこす内容なのだろうか?これ以上考え込むとなんかムカついてきそうな予感がしたので、考えるを止めて、次のメールを見た。

二通目は、”やいてんの(^^ ”ってメールだった。やいてるんじゃなくて野菜炒めてんだよ!って思いながらちょっとムカつきそうになる自分を野菜の炒め具合に集中させた。
 きっとハイな状態なのだろう、うつの薬を使っているから上がりすぎたんだろう。たまにそんなときもある。
 いづれにしても、すがすがしい月曜の朝って気分でなくなっていたことは確かだ。

その後、ノノにご飯を食べさせ、(ノノは、食事に介助が必要だ)仕度をして学校へ車で送っていった。今朝は、うっすら羽毛のような雪が少しだけ積もっていた。
 学校着くと、いつも正門ではなく脇の門の前に車をつける。こっちのほうが昇降口に近いのと、車で正門から入って、事故でも起こしたら大変なのでこちらから入る。脇の入り口付近は、誰の足跡も無くうっすらしろく積もった雪が綿のようだった。
 車から降りると門をくぐる。門のところはいつも凍っているので、ノノが転んだりする。
 が、今朝に限って、車から降りたとき、ちょっと強い風が吹いて辺りの木々から雪が少し飛んできてノノに降りかかった。私は、ノノの後ろから雪を払いながら門へ入っていった。

その瞬間、体が宙に浮くようにしりもちをついた。地面が鏡のように凍っていた。手には給食袋と体育袋とズック袋。見事に転んでしまった。
傍らでノノが「ざんねん。」とつぶやいた。


こめんと ( 0 ) | とらっくばっく ( 0 )


ママが来ない日曜日
[ ノノママ ] / 2005/02/20 13:43:19


以前は、日曜日になるとノノママが家にやって来てノノと遊んで行ってくれました。
 最近は、来なくなりました。来るのがイヤになったのではありません。ノノママは、自立すべく資格試験の勉強をしています。日曜日は学校に通っているために来れなくなりました。
 早く資格がとれて、また来てくれればいいなぁ

ノノママは、去年まで入退院を繰り返しました。今も通院してますが、以前よりずっと安定していると思います。うつとアルコール依存がひどかったのです。ノノのことや家のことでいっぱいになってしまったのでしょう。ノノパパにもかなり責任があると思ってます。
 どうしてもママに負担が掛かるし、仕組みやサポートもママが中心となることを前提としているようです。

先日、自閉症親の会の支部長さんから電話がありました。
(支部長) 「もしもし、ノノくんのお父さんですか?」
(ノノパパ) 「はい」
(支部長) 「やっと連絡が取れたぁ。」
(ノノパパ) 「はい」
(支部長) 「お母さんはいらっしゃいますか?」
(ノノパパ) 「あ、ちょと...居ないです。」
(支部長) 「まだ入院してるんですかぁ?」
(ノノパパ) 「いえ、あ、あの、ちょと..家には居ないんです。」
(支部長) 「実家にいらっしゃるんですか?」
(ノノパパ) 「あ、あのぉ、いま一人で暮らしてるもんで。。」
(支部長) 「?...」
(ノノパパ) 「私が伺いますが。。」
(支部長) 「...それって皆さんご存知じゃないですよねぇ!?」
(ノノパパ) 「はいぃ(^^;」
(支部長) 「連絡網の○○さんから、おたくに連絡が取れないって言われてたから」
(ノノパパ) 「はい」
(支部長) 「それじゃこれからはお父さんにご連絡するってことで」
(ノノパパ) 「はい」
(支部長) 「でもお父さんだと行事とか参加できませんよねぇ。一応連絡しますけど」
(ノノパパ) 「は、はぁ」

 こんな感じで、ママが居ないとだめなのかなぁって。もしかして親の会の親ってママのこと?? ちょと落ち込みました。

ノノくんは、今朝もにこにこ。
(ノノパパ) 「いってきます!」
(ノノ)    「いってきます!」
(ノノパパ) 「いってらっしゃい!」
(ノノ)    「いってらっしゃい!」


こめんと ( 2 ) | とらっくばっく ( 0 )





 コメント
掲示板OPEN! ( ノノパパ)
2005/03/05 13:54:17
 ご訪問のついでに一言書き込み頂ければ、嬉しいです。

一番乗り〜♪ですね? ( みちこ)
2005/03/05 15:07:13
すごい!
どんどん、進化しますねーーー。
今後ともよろしくお願いしますね。
みちこさん1番のり! ( ノノパパ)
2005/03/05 15:26:21
 みちこさんこんにちは。はや〜い!ありがとうございます!
 これからもよろしくお願いします!
やっぱり2番海苔 ( いい婆さん)
2005/03/06 3:17:34
競ってるわけじゃござんせん・・。
はじめまして・・良き婆さん・・いや違ったいい婆さんでございます。

コメントありがとうございました。
婆さんのささやかな抵抗をご理解頂きうれしゅうございました。
この先、どのような展開が待っているのやら・・・。

手触りにもこだわりがあるのも特徴ですね。
すーさんもベタベタなんだか得体の知れない手触りには完全拒否でございました。

何ヶ月か前に自宅でクッキー作りをしました。すーさんには型抜きを担当してもらい・・結果「おばけクッキー」と相成りましたが、楽しかったです。

きっとノノさんも楽しかったろうと思います。

学校でそう言うこともしてもらえるなんて・・幸せですね。


いい婆さんサン ( ノノパパ)
2005/03/06 10:57:34
 書き込みありがとうございます。
 ブログリンクに追加させて頂きました。
 これからもよろしくお願いします。
こちらも ( いい婆さん)
2005/03/08 17:06:23
婆さんの方もブログリンクに追加させて頂きました。ありがとうございました。

これからも細々とよろしくです(笑)
いい婆さんサン ( ノノパパ)
2005/03/08 17:25:51
 ありがとうございます。
 お互いに長く続けられるといいですね。
 先の展開が楽しみです
Unknown
( わがままひめ)
2005/03/09 16:21:00
こんにちはー。
ブログ全読させていただきましたー。(め・眼が痛い!)
ノノママさん私そっくりで、なんだかコワイです。
私も結婚前ですが、かなりの「うつ病」にかかり、トイレ以外にはほとんど起き上がれないという経験をしています。
なので、一昨年うつ傾向が出始めたとき、間髪いれずに病院に駆け込みました。「ドツボ」にはまったら、二人の子どもの面倒を見られないことを知っていたからです。今回はごくごく軽いウツだった段階で投薬してもらったので、事なきを得ました。
子どもの、心からの無条件の
「まま、大好き〜」という言葉に支えられて乗り切りました。ノノママさんは、この言葉を聞けなかったんですよね…。
ノノママさんのつらさは、きっとウツ経験者でなければわからないと思います。たとえ時間が長くかかろうとも、ウツは治りますから!と、ノノママさんに(機会があれば)お伝えください。

わがままひめさん ( ノノパパ)
2005/03/09 17:20:36
 全読ありがとうございます!
 わたしも誠意読破中です(^^;
 うつ病もアルコール依存症もなかなか説明しただけでは分かりにくいですから、このようにコメントして頂くと、とても嬉しいです。
 ノノママは、今は肩の荷が少し落ちて前よりはとても元気に暮らしているようです。それだけでも別れた甲斐があったなぁって思ってます。笑ってるママを見ると子供も嬉しそうですから。
 これからもよろしくお願いします。
みちこさんとこからきました ( 三月うさぎ)
2005/03/12 21:49:19
足跡だーけ残していきまーす。
三月うさぎさん ( ノノパパ)
2005/03/12 23:30:52
 足跡ありがとうございます。
 三月うさぎさんに書き込みして頂けて当サイトもついに一人前となったなぁ
すごい! ( みちこ)
2005/03/13 18:11:03
フラッシュが変化している〜。
すごいですねー。
取り急ぎ、リンクしていただいて、
ありがとうございますっ。
いい婆さん様もテクニシャンと思いましたが、
ノノパパさんもプロフェッショナルですね〜。


みちこさん ( ノノパパ)
2005/03/13 19:11:03
 凄くは無いんだけど。デザインは殆んどいい婆さんサンなのですから。
 あの違いはですね、形式が...<いい婆さんサンよろしく!
素直に質問 ( 三月うさぎ)
2005/03/14 14:17:41
私は、単なるアスペとPPDの二児の母ですが。
一人前のサイトにさせるほどの偉い人間でもなく…この素敵なサイトはノノパパ様のお力だと思うのですけど。

それとも、どこぞでお会いいたしました?
三月うさぎさん ( ノノパパ)
2005/03/14 15:52:34
 三月うさぎさん、コメントありがとうございます。

 誤解を招くような書き方をして大変申し訳ありません。
 不愉快な思いをさせてしまったとしたら、深くお詫びいたします。

 私は、障害のある子供を持つ親が作っているHPを最近まで検索したことがありませんでした。なんとなく他の家庭の事情を見る気になれなかったんです。しかし今年の初めくらいに何か仕事上の検索をしていて偶然三月うさぎさんのページを発見しました。ちゃんとHPを作っている方が居るんだと感心して、それがきっかけでいろいろなページを見るようになりました。
 私は、仕事で散々HPを作ってきたので、自身のHPを作る気など全く無かったのですが、皆さんのページを見るに付け自分も書いてみようかとゆう気になりました。

 ですから、私にとって三月うさぎさんのページは、こうした活動の原点であり、その方から書き込みを頂けて、嬉しさのあまりついそんな書き方をしてしまいました。
 私の勝手な思い込みで変なコメントをしてしまい、大変申し訳ありません。今後は時間の無いときは走り書き込みは避けるように注意しますので、これからもよろしくお願いします。
納得です(^o^) ( 三月うさぎ)
2005/03/15 9:30:30
こちらこそ、ごめんなさい。
そして光栄です。ありがとう…。

そっか、先にうちのHPを見てくれていたのねーーー。
(ごめんなさい。想像力の欠如とやらで、見ていただいてるとは想像してなかったもので…)

よろしかったら、こちらの掲示板にも遊びにいらしてねー。


(ちなみに、私はシングルマザーになりそうでならずになんとかもたせてる母です…)

三月うさぎさん ( ノノパパ)
2005/03/15 10:17:04
 遊びに寄らせて頂きます。
 これからもよろしくお願いします。
( みちこ)
2005/03/16 23:43:27
こんばんは〜。
見つけちゃいました♪



時間があったらまたじっくり立ち寄ります〜。

わっ! ( ノノパパ)
2005/03/17 1:24:02
 もう見つかっちゃたんですか〜
 耳が腐るかも
やっほ〜い。 ( くめくめ。)
2005/03/17 11:38:44
リンクの中にウチのお散歩の名が・・
どうもありがとうございます。

      取り急ぎお礼まで   
              
             かしこ。


くめくめさん ( ノノパパ)
2005/03/17 15:56:12
 こんにちは。
 リンク、トップページに張り替えときました。
 また遊びに行きます。
はじめまして ( かんかん)
2005/03/17 23:10:07
スイマセン、まだ全部読んでいないのですが大変そうですね。僕は、実家で出戻りの妹が捨てて往った男の子の
面倒をお爺ちゃんお婆ちゃんとみる決心をしました。
都会でカメラマンをしていましたが辞めようと思っています。ノノパパさんみたいに自分で会社なんて作れません。
なるべく写真関係の仕事がしたいのですが・・・・?!
こんなに頑張っている人もいるんだな!と感心しました。

かんかんさん ( ノノパパ)
2005/03/18 0:35:38
 かんかんさんはじめまして。
 コメントありがとうございます。
 それぞれみんなが最善を尽くして生活しているんだと思います。最善を尽くす喜びと満足を得られる人生になれば幸せなのだと思います。
 これからもよろしくお願いします。
祝!一ヶ月! ( うさこ86)
2005/03/19 0:04:41
記事にコメントできなかったので、こちらにお邪魔します。

今日はノノパパさんのブログ誕生1ヶ月のbirthdayですね!
゜・:,。★\(\'ー\'*)♪才×〒\"├¬♪(*\'ー\')/★,。・:・゜
これからも、がんばるノノパパさんを応援しながら、ブログを楽しみにしていますよ〜(*^o^*)
うさこ86さん ( ノノパパ)
2005/03/19 0:18:57
 あれ?コメント書けないや
 昨夜はかなり酒とお友達になってたのですみません今日は一日中頭痛で..。
 
 あらためまして。コメントありがとうございます。
 皆さんのおかげでとても素敵な時間を過ごせました。
 ブログ関連のお仕事は、昨日で終わってしまったのですが、これからは細々時間を作って続けたいと思いますので、これからもよろしくお願いします。
おじゃまします ( 殿父)
2005/03/22 23:17:26
こんにちは 殿父です。
私のブログへ訪問&コメントありがとうございました。
ノノパパさんのブログはちょくちょく読ませて頂いておりました。
大変な環境のようでこの先どうなるのかとドキドキしながらROMしてました。とても私には真似の出来ないことをされておられます。これからのノノパパさんのご活躍を期待しております。
殿父さん ( ノノパパ)
2005/03/23 0:01:20
殿父さんご訪問ありがとうございます。
パパの情報発信はまだまだ少ないと思います。
お互いこれからも続けて行けるといいですね。
また訪問させていただきます。
これからもよろしくお願いします。
遊びに来ました。 ( みちこ)
2005/03/25 8:37:08
私のブログで、ノノパパさんを肴に盛り上がってしまいました。(笑)
どうぞ、お許し下さい〜。
懲りずに遊びにいらしてくださいね。

みちこさん ( ノノパパ)
2005/03/25 10:52:22
みちこさんこんにちは。
すごく楽しいことになってますね
いつも、盛りあっがって楽しいです。
遊びに行きます。
みちこさんのブログ ( 殿父)
2005/03/28 21:55:20
大笑いしながら読ませてもらいました
絵文字が挿入できるブログって楽しいですね
ブログを引越ししようか、と思いました
あのコメントの応酬の中で、ノノパパさんと私はどうやら同い年ということも判明し 親近感がわきました
殿父さん ( ノノパパ)
2005/03/29 0:39:03
殿父さんこんにちは。
ほんとに楽しいブログですね。
いつも楽しいい皆さんに助けてもらってるんですよ。落ち込んでなんかいる暇がありません。
私一人では、男性パワーが足りないようなので殿父さんも是非加担してください。

もっとも、われわれよりはもっと若い男のエキスが必要のようですが
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