自閉症の男の子を抱えるシングルファーザーの奮闘記。学校とのやり取りや家族の話、息子の様子などをつづる。
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・このブログに書かれていることは、私の主観に基づくもので、学術的、法的などの裏づけがあるものとは限りません。また責任を負う物でもありません。
・差別的、人権的に不適切と解釈出来る表現があったとしても、当方にそのような意図は、全くありませんので、そのような解釈をしないで下さい。
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幼稚園時代
[
自閉症
] /
2005/03/21 13:50:39
幼稚園
に入園させてもらってから暫くの間、ノノママは、ノノと一緒に幼稚園に通った。1つは、自分のことが全く出来ないことと、もう一つは、みんなと同じ場所に留まることが出来ないことの二つが集団生活をする上で大きな障害となるものだったからだ。
その頃のノノは、食事も数種類のものしか口にせず、食器やスプーンなどにも強いこだわりがあった。だから園での食事はご飯のみか、ふりかけをちょっとかけたものを口に運んでやらなければ全く食べなかった。実際昼食は、食べない日が多かったくらいだ。そして排便の問題。結局ノノは、幼稚園の間中オムツを使っていた。トイレトレーニングは懸命にノノママも先生もやったが、彼はガンとしてトイレでは用をたさずにオムツにしかしなかった。実は小4になる今でも排便の問題は解決していない。
もう一つが多動だ。まず同じところに留まらない。園児が集まって、園長先生の話を聞いていても、ノノはステージに上がって、園長先生の後ろで踊りのパフォーマンスを見せた。また、みんなが一斉に歌ったり、大きな音がすると耳をふさいでその場から逃げ去った。入園したばかりの頃は、園の外まで逃げて問題となったこともあった。
はじめの年の運動会では、先生やノノママに手を引っ張られて泣きながらひきづられるように走る姿に絶望感すら感じた。
そんな状態が
半年ほど続いただろうか。ノノママは、園に通わなくなった。通う必要がなくなったのだ。何が変ったのか?ノノは、相変わらず集団行動していなかったが、園の敷地から出ることが無くなった。彼は、自由気ままに園内を飛び回っていたが、どうやら自分のクラスを認識しクラスメイトも意識しているようだった。クラスの子達が何か別のことを始めると、必ずクラスに戻ってきて何をしているか観察して見切るとまた園内放浪に出る。といった感じだ。しかし次第に先生と手をつないで一緒に居られる時間が長くなってきた。排便に関してもオムツをしていたが、用をたすと自主的に職員室に知らせることが出来ようになったのだ。
ノノママが通わなくなって彼は、段々その集団の中に居られるようになってきた。何よりも他の園児がノノがそこにいて当たり前で、ノノがなんかしでかそうとするとちゃんと先生に知らせてくれた。
年長の年の運動会では、先生に手を引かれているが、自主的に一緒に走っているノノ姿を見ることが出来た。
この頃になると、周りの園児たちとの係わり合いがとても自然になってきているのを感じた。はじめは、つまはじきにされているような感じだったが、お友達がノノの存在を認め、話しかけたり手を引いたりしている姿が多くみられた。もちろん話しかけても答えたり出来ないのだが。
そんな姿を見て
小学校もこの子達と一緒に居られたらどんなにいいだろう!と思い始めた。しかし、この学区の小学校は1学年1クラスしかない小さな学校で、特殊学級は無かった。実際、同学区の1つ年上の自閉症の子は、別の小学校の特殊学級に通っていた。
しかし、ノノママは、奮起した。校長先生や教育委員会やありとあらゆる所にノノパパの首根っこをつかんで嘆願に行った。「この子を地元で育てたいんです。地元の子供たちとの関わりを断ち切りたくないんです。」いろいろ陳情に行ったがどこでも色よい返事は貰えなかった。私は、わらをも掴む気持ちで、県議会議員や市議会議員などに陳情に足を運んだ。意外にも、地元選出の県議会議員は、「わかりました。絶対と言えませんがなんとかしましょう」などと言ってくれた。私は公約は破るためにあるからなぁなどど思ってそう気にも留めなかったのだが、やるべきことは、やったとゆう感じではあった。
地元の小学校への入学の知らせが届いた時、私とノノママは、狂喜乱舞した。本当に嬉しかった。
こうして地元の小さな小学校にノノ一人の教室が出来上がった。
その奇跡は
卒園式のときに起きた。卒園式を間近に控え、ノノはどのように卒園証書を受け取るのか気になった。入園のときは、ノノママが終始ノノの隣に座っていたが、卒園はどうするのか?ノノママが園に問い合わせたが、園で対応しますから、お父さんお母さんは、普通にいらしてくださいとのことだった。
この園の卒園式は、1人1人の名前を読み上げて園長先生から証書を手渡す形になっていたので、ノノは当然先生に手を引かれて先生が受け取るんだろうと思っていたし、それより先にノノが卒園式の間中椅子に座っていることなどありえなかったので、あまり恥ずかしいことしてくれないように願っていた。
卒園証書授与が始まると、前の列から三人ほどが整然と檀の上に上がり、名前を呼ばれると園長先生の前に行って証書を受け取る、そして順次檀の上に上がる形式だった。ノノは、長い時間座っていられないからきょろきょろしたり声を出したりしたが、その都度ノノの両隣のお友達が手を握ったり制止したりしてくれていた。脇に先生などいなかった。これは、どうゆうことかと思ってみていたら、両隣のお友達がノノの手を取って立ち上がり、ノノを壇上に連れて行った。スムーズにだ。
そして、ノノの前の子が証書をもらってもその場を立ち去らず、ノノの番になると次の子と一緒に手をつないで証書を一緒に受け取ってくれた。そして前の子と一緒に手をつないで檀を降り、何事も無かったかのように自分の席に戻った。
何が起こったのか理解できないくらい衝撃的だった。ノノが、先生も親も介添え無しに何かを成し遂げた姿を始めて見た。この子達と先生に感謝の気持ちでいっぱいになった。この子達と一緒に小学校に行けてほんとに良かったと思った。
涙が止まらなかった。傍らでノノママが目を覆っていた。「ちゃんとビデオとったぁ!」と私を小突きながら。
つづく
こめんと (
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とらっくばっく (
0
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コメント
あぁ懐かしいなぁ。
(
うさこ86
)
2005/04/12 18:51:01
自分の出産の時の事を思い出しました。
何を隠そう、特技が『出産』の私。
スッポン!と簡単に生めたという訳ではありませんよ。念の為
2回の出産とも、陣痛の時間も標準くらいかかりましたし、痛みを感じなかった訳でもありませんが、同時に陣痛室に入ったママ達が雄叫びをあげている横で、呼吸法に集中する事だけを考え、最後まで声を上げなかったので、夫は「何て我慢強い女なんだ!」と感心した様子。
途中せっかく背中をさすってくれる手も場所と力加減がうっとうしくて、「もう、いい!」と当たり散らしたり。さすりながらオニギリをパクついているのにもムカついたりして…(汗)
分娩室では助産婦さんに「とっても上手よ〜」とおだてられ、出産後夫には「オマエ、偉かったなぁ
」と言ってもらったので、ちょっといい気分
自分の身体の中から命が誕生する感動と、やり遂げた達成感を味わえるのなら、あと何回出産してもいいな〜って思いました
体力と財力があれば…ですが
出産は大イベント
(
ふーぱぱ
)
2005/04/12 20:30:23
ノノパパさん、こんばんわ。
このところ、帰宅と共にブログを拝見しています。新しい記事がないか、楽しみにチェックしています。
我が家の出産は3度ですが、1人目は病院に着いてすぐ産まれたそうです。(実は予定日よりかなり早かったので出張していて立ち会えず、後々までグチられました)
2人目は「ふー」の出番でしたが、仮死状態で産まれ医師が何度叩いても声を発せず、小児科に直行でした。親に事情を説明する暇もなく医師は慌ただしく動いていました。その後、小児科医師から何か障害が残るかもしれませんと宣告されました。
3人目は部分麻酔をしての帝王切開でしたが、麻酔が切れていく時にハイテンションになり、全身ガタガタ震えていました。その間ずっと彼女の手を握っていました。
実は他にも2回早期流産しています。彼女の落ち込みを認識してやれず、すまない事をしたと思っています。
なんだかんだ言っても、やはり「母は強し」ですね。
うさこ86さん
(
ノノパパ
)
2005/04/12 21:21:51
うさこ86さん、こんばんは。
特技なんですね
でも、ほんと母は凄いなぁと思います。
男だったらと〜に死んでますね。
尊敬しちゃいます。
ふーぱぱさん
(
ノノパパ
)
2005/04/12 21:25:47
ふーぱぱさん、こんばんは。
大変だったんですね。
でも、ほんとに男は無力だなぁって思いました。
目の前で痛がっていても何もしてやれないですからね。
まさに「母は強し」です。
はじめまして。
(
もん母(ryokohi)
)
2005/04/12 23:18:28
こんばんは。
共感しながら一気に読破してしまいました。
特に、幼稚園のところは、うるうるでした。
私は三人息子がいます。
出産は長男と三男はとても大変だったのに次男はとても手がかからず、手のかからない子だと思っておりました。
でも、次男は自閉症でした
やってくれたわね〜!です。
また、遊びにきますね。リンクさせてください。
よろしくお願いします。
もん母さん
(
ノノパパ
)
2005/04/13 10:47:31
もん母さんはじめまして。
コメントありがとうございます。
男子3人ですね
うちは2人でも手をやいていおります
リンクありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。
立会いしたんですね〜。
(
みちこ
)
2005/04/13 15:53:35
立会い出産をする度胸があったなんて
ノノママさん、偉い。
出産する時は、それこそ死に物狂いの形相でしょう?(私だけ?)
そんな、恥ずかしい瞬間を見られたくなかったので、夫から立会いしたいと言ってきたらすかさず、「お断りです」と言うつもりが、
向こうから「お断りします」と先に言われてしまいました。
もともと里帰り出産なので、立会いは無理でしたが。
立ち会ったノノパパさんも、「凄い」偉いですよ。
みちこさん
(
ノノパパ
)
2005/04/13 16:00:49
みちこさんこんにちは。
立会いをする度胸は無かったんだけど、選択の余地はありませんでした。
「わたしが苦労してんだから、あんたも苦労せぃ!」ってことでした。
でも、今考えると、立ち会ってよかったと思ってます。
今なら・・
(
いい婆さん
)
2005/04/15 6:41:43
「今なら語れるあの時は」って感じですね。
夫は無力って言うけれど、そんなことはないと思いますよ。
確かに体に感じる痛みや大きくなるおなかを妻に代わってその役をしてあげられないけど、色々な場面で「言葉と行動と思いやり」で最後まで応援し続けてあげられますがな。
ノノパパさんは大の苦手を押して一緒に参戦されたのですから・・
現在でも「血」はダメですか?(笑)
ノノママさんと同じく「立会い」が基本の産院を選んだのは婆さんです。(選択肢なし!)
初めまして。。
(
nao
)
2005/04/18 11:12:28
初めまして。。同じ東北でシングルママしてます。ノノ君が私の長男と同じ歳なので書き込みさせて頂きました。。
私の長男も3歳児検診の時に発育が遅いと言われ大きな病院に通っていました。。
病名はついていませんが、状況適応能力が人よりも無くこれから先勉強の面とかで遅れてくるだろうと言われています。。
今は、長男なりに自分のペースでゆっくり歩んでいます。。
ノノパパさんのブログ参考にさせていただきます。。
また遊びにきます。よろしくお願いします(* )(*_ _)ペコリ。。
いい婆さんサン
(
ノノパパ
)
2005/04/18 12:55:55
いい婆さんサンコメントありがとうございます。
正直言って私も必死でした
倒れる旦那も居るそうですから、ましなほうだと看護婦さんに慰められました。
今でももちろん血はダメです。
naoさん
(
ノノパパ
)
2005/04/18 13:01:32
naoさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。
最近東北の方も沢山いらしてくださるようになって
うれしいですね。
わたしの書いてることなんかはあんまり参考にならない
と思いますが、シングルどおしがんばりしょう!
これからもよろしくお願いします。
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